札幌の老舗でうなぎを食べた話「かど屋」

ふらっと、札幌の有名なうなぎ屋でうな重を食べてきました。
今回はそんな話。

 

前回に続いて和風なチョイスだなぁ。

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急に思いつく

札幌に長く住んでいるものの、札幌の「うなぎ屋」でうな重を食べるという事をした事がない。

 

無いと言ったら無い!

いや、!そもそも、うなぎ屋でうな重を食べるという事をした事がない。

 

札幌関係なかった!

という訳で、
この夏の土用の丑の日を前に、きちんとしたうなぎ屋できちんとしたうな重を食べることにした。

土用の丑の日とは

そもそも土用の丑の日とは、

江戸時代、安永・天明の頃。
商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため、学者平賀源内に相談。源内は、「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」という験(げん)担ぎの風習を利用し、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、その鰻屋は繁盛し、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着した。

らしい(通説)。

コピーライターの勉強をすると、このエピソードは必ずと言って良いほど出てきて、
「日本で一番有名なコピー」
「このコピーを超えるのがコピーライターの目標です」
など言われたりします。

余談

考えてみると、よく鰻屋の看板で『う』の字だけが強調されているのは上記の験(げん)担ぎの影響があるのかな?

 

今思いついた説

まずはお店選び

話は戻って、まずはお店選び。
初心者(?)なので、google検索で上位に出たお店にするよ。

google検索・食べログ共に1位に出てきたのは、札幌でも古くからある名店「かど屋」

すすきの の人通りの多い路面にあるお店なので、入った事は無くても、お店の場所だけは知っている人も多いんじゃないだろうか?自分もそうでした。

しかし、他店を退いてダントツの1位に期待が高まります。

いざ入店

天気にも恵まれ、空がとても青い。
絶好の鰻日和にいざ出陣。

店内はレトロな和風・というか蕎麦屋のような雰囲気。
お客さんも結構入っていました。
中に通されメニューを見る。

 

この時点で少し気が動転していた。一体何を頼めば良いのやら?

 

・・・

実食

選ばれたのは「うな重」でした。
考えてみれば元々、

 

うな重を食べよう!

と息巻いていたので、「うな丼」や「ひつまぶし膳」なぞに気を取られることは無かった。
そんな事を思っているうちに目的のモノが運ばれてきました。

いざ開封!
ドキドキ。

この肉厚の身!タレの具合!焼き加減!上手に炊いてある白飯とそこにかかるタレ!どれをとっても美味しそうなこと!
ちなみに端に見えるのは肝吸い(ウナギの内臓を実とするお吸い物)と漬物。

うなぎは蒸してから焼く関東風の調理方法。焼くのはもちろん炭火。
そういえば店の前を通るときによく煙があがっているなと思い出します。

香ばしい皮目に対して、
肉厚の身はふわっしていて柔らかく、脂が適度にのっている

 

美味い!美味いっ!!

好みでタレ(サラッとしている)を多めにかけて食べてもいいですね。
山椒をかけたり、肝吸いや漬物で休憩したり、充分にうなぎを堪能して店を後にしました。

注意点!

せっかくなので一番良いうな重を頼もうとして間違うところでしたが、
「特重」だからといってランクが上の鰻が来るという訳ではないこと。
あくまで量なので一般的には「うな重」、小食の人は「松重(3/4尾)」を頼んだほうが良いかも知れません。

 

もりもり食べたい!

という方は、
「特重(1尾1/4)」
「中重(1尾半)」
「特中重(1尾3/4)」
「ふた重ね重(2尾)」

など、お好みの量によって豊富なラインナップをお楽しみください。

個人的には次行くとして「ひつまぶし」を頼んでみたい。

最後に

経験が無いのであれば、きちんとうなぎ屋でうな重を食べてみるのも良いですね。
うなぎの「かど屋」。おすすめです。

かど屋
札幌市中央区南4条西2丁目 わたなべビル1F
011-531-1581
営業時間 11時~15時半/16時半~0時
定休日 不定休
かど屋公式サイトはこちら

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